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MindsetSchool 6.15
2008/06/16 Mon
第3回MindsetSchoolが無事終了しました!

本日のゲスト講師は、三谷宏治さんです!


三谷宏治氏 K.I.T.虎ノ門大学院 教授 1964年大阪生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。INSEAD MBA修了。 87年~96年ボストンコンサルティンググループ勤務後、96年~06年アクセンチュア勤務。 03年~06年まで同社戦略グループ統括エグゼクティブ・パートナー。同グループの200 名超への成長に貢献。現在、『子どもたちへの教育』を主軸に活動中。 グロービス経営大学院 客員教授、早稲田大学ビジネススクール 非常勤講師。



本日のテーマは「発想力を鍛える」です。

常識に捉われずに物事を様々な視点から捉え、
世の中の隠れている"不思議"を発見し、
それを自ら解明する。


そんな力を磨くことが今回の目的。

三谷宏治さんは、物事の本質を見抜くプロフェッショナル。戦略コンサルタントとしてビジネスの"戦場"で20年間かけて磨かれたその鋭い洞察力・発想力は、『観想力』『突破するアイディア力』等、その著書を読んでも伺い取る事が出来ます。 中学生は、その「眼」を身に付ける為のヒントを得られるでしょうか?


早速授業スタート!!

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「慧眼」のインパクトスライドが圧巻!

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まずは世の中の"不思議"に目を向けてみよう。

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"不思議"が詰まった写真を真剣に眺める子供たち。

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「うそ~~!信じられない!」

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「自分の目に見えてることは、本当に正しいか??」


三谷さんからの最初の問いかけに、子供たちの固定観念は早くも揺らぎ始めています。


次の問い。

 「なぜ1年は365日か?」「なぜ1時間は60分なのか?」

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ここで求められるのは知識ではない。いつも当たり前だと思い込んでいた"常識"を、外側から眺め、立ち向かう姿勢です。この後、様々なケーススタディを通して常識を疑う練習をしました。


三谷さんの問いかけは続く。


 「なぜ冬は寒いのか?」


これは難問だ~!


グループディスカッション開始。仲間と力をあわせて考えてみる。

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様々な意見が飛び交っていました。大学生もこれには大苦戦!笑


三谷さんが、わかりやすく一歩一歩、謎をひも解いていく。

・「冬」とか「寒い」ってそもそもどういうことだろう?
・「寒い」という情報を"温度の上下""快不快"の2軸で捉えてみると...
・誰にとって寒いんだろう?

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ここで得た驚きの結論は、ここでは明かさないでおきましょう(笑)



次に、頭で考えるだけでなく実際に"不思議"を観察してみよう。

円柱状の氷をコップの中で溶かす実験。

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コップの中で何が起きているんだろう?そしてそれはなぜだろう?洞察力、分析力が磨かれていく。

皆さんは、どうなると思いますか?興味のある人は、予測を立てて、実験してみよう。



さてここで、次のステップ。

身の回りの人工物のカタチに目を向けてみる。

・テーブルの天板は直方体だ!...それはなぜだろう?
・ガス貯蔵タンクは球体だ!...それはなぜだろう?
・乾電池は円柱だ!...それはなぜだろう?
・コップは円柱だ!...それはなぜだろう?


ここで三谷さんからお題。

「なぜコップは円柱か?」

手を動かしながら考えよう!

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円柱コップと直方体コップをそれぞれ画用紙で作ってみることに。

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実際に作ってみると、いろいろなことに気が付く。みんなで「気付き」をシェア。

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どうやら2つの視点が大事なようだ。


 (1)作りやすいかどうか
 (2)使いやすいかどうか



(1)円柱はうまく作れば意外とカンタンだが、四角柱は接合部が多くて時間がかかる
⇒円柱の方が作りやすい!

(2)円柱は唇の形に合っていて飲みやすいが、なんだか四角柱は飲みにくい。
⇒円柱の方が使いやすい!

だんだん謎が解明されてきましたね~

コップ1つを眺めてみても、他にもまだまだ"不思議"は隠れています。

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興味のある人は、家のコップを眺めてみよう!必ず、何かが見つかるはず。



さて、今日磨いたことは、

常識に捉われずに物事を様々な視点から捉え、
世の中の隠れている"不思議"を発見し、
それを自ら解明する力。


僕は、これら「発想力」は、これからの変化の時代をサバイバルしていく上でとても重要な力だと思っています。知識をどれだけ沢山持っているかではなく、知識や常識に捉われずに発想する力です。

残念ながら、現在の日本の学校教育、受験教育ではこれらを伸ばすのは難しい。むしろ、阻害してしまう危険性すらあります...。

今日参加してくれた中学生は、これらの能力を磨く「楽しさ」を実感してくれたんじゃないかと思う。子供は本来、知的好奇心の塊です。「なぜ?」と問い、それをじっくり考える。そんな発想力トレーニングこそ子供にとって最高に面白い遊びなんじゃないかなぁ。
是非、今日の学びを今後に活かし、実践して欲しいと思います。

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授業後、三谷さんがこう仰っていました。

 「発想力を磨く場所は学校ではない。親が家庭でやらなきゃいけないんだ。」

学校や塾に頼るのではなく、親が少しだけ意識を変えてみる。それだけでも子供の成長って、大きく変わるんじゃないかと思っています。 興味のある方、家庭で実践したい方は、是非三谷さんのご著書をお手にとって見てください。



―まずはこの一冊(中学生や保護者向け)―

 

とても読みやすく、面白いです。子供が読んでも楽しめるし、親にとっては気付きが満載。
まずはこの1冊から。


―もっと鍛えたい大学生・ビジネスマン向け―

 

これから社会に出る大学生や、ビジネスマン向けです。「空気はなぜ透明か?」という問いに始まり、様々なビジネスケースを通して考える力を磨けます。2×2マトリクスなどコンサルタントお得意のフレームワークの本質的な使い方等、思考のヒントが満載。さらっと読むもよし、時間をかけて徹底的に問いと戦うもよし!



第4回授業はブラインドサッカーです。楽しみに!


[安斎 勇樹]

 

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