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ARCSモデル
2008/09/01 Mon
「ARCSモデル」というのを勉強したので、まとめます。
ARCSモデルは、授業を設計したり、人にモノを教えるときに、 学習者の意欲を高める為のノウハウです。 ●ARCSモデルとは アメリカの教育工学者 ジョン・ケラー が提唱した、学習者に対する動機付けモデル。 注意(Attention)関連性(Relevance) 自信(Confidence) 満足感(Satisfaction) の4つの側面(A,R,C,S)から、指導を設計することで、学習者の意欲を高められる。 ―ARCSモデル― 【1】注意:おもしろそうか? 導入で注意を引くことが大事。 学習者に「面白そうだ」「何かありそうだ」と興味・関心を持たせれば、注意が獲得出来る。 授業の導入に、目新しさ、物珍しさ、不思議さ、驚き、等を取り入れると良い。 「注意」を持続させることで、授業のマンネリ化を避けることが出来る。 ※ただし、闇雲に奇をてらわず、内容と関連のある注意の引き方が大事。 【2】関連性:やりがいがありそうか? 「何の為にやるのか」を了解できなければ、意欲は湧かない。 学習課題が何であるかを知らせ、やりがい(意義)を明確に伝える。 ・学習から得られる将来的なメリット ・学習プロセスそのものの楽しさ ・学習内容と学習者の持っている知識との関係性(親しみやすさ) 等を伝えてあげると関連性が増し、意欲が高まる。 【3】自信:やればできそうか? 難問や課題に直面した時、「自分には無理だ」と思うと、意欲を失う。 逆に、学習の初期に成功体験を持つと「やればできる」と自信を持ち、意欲が高まる。 学習者に「頑張ればできそうだ!」と自信を持たせる為には、 (1)ゴールを明確に設定する (2)指示を出し過ぎず、工夫や思考錯誤の余地を与える (3)ゴールを達成させる というプロセスを作ってあげると良い。 【4】満足感:やってよかったか? 学習後、「努力してもうまくいかなかった」「やる意味なかった」と思えば、次への意欲を失う。 逆に、学習を振り返り、努力の成果を実感し、「やってよかった」と思えれば、 学習者は満足感を得て、次の学習に対して意欲的になる。 学習者に満足感を持たせるためには、 ・学習内容が実際に役立つ経験をさせる ・指導者や仲間から称賛を与える ・成果や成長を指摘し、実感させる ・努力が無駄にならない学習環境を整備する 等の工夫をすると良い。 ※ARCSモデル利用の注意 ARCSモデルに基づいて授業を設計する際に、 全ての工夫をとにかく詰め込めば良いというわけではない。 きちんと、学習者の特性、ニーズ、学習のゴール、学習環境などを分析し、 それに基づいて適切な工夫、方略を採用することが大切。 ※ARCSモデルによる授業の改善 また、授業設計時だけでなく、授業の点検、改善にも大いに利用できる。 以下のような意欲減退症状が見られたら、ARCSモデルに基づいて改善しよう。 「勉強あきてきたな~」→A:注意 「自分には役に立たなそうだ」→R:関連性 「自分にはできなそうだな...」→C:自信 「ああ、やんなきゃよかった」→S:満足感 以上です!人にモノを教えるときに便利なフレームワークですね。 |コメント(4) |トラックバック(0)|教育・学習|
はじめまして。 このモデルはカリキュラムの途中でも学習意欲の経過を見ながら検証できそうで、参考になりました。 投稿者:mitch|2008年9月 2日 01:04
mitchさん コメントありがとうございます。ご参考頂けて嬉しいです^^ とてもシンプルですが、意識しないと疎かになりがちな視点ですよね。僕も授業を設計をすることが多いので、心がけたいと思っています。 また、是非遊びに来て下さい。 投稿者:安斎勇樹|2008年9月 2日 09:51
Nice article. Thank you for this info 投稿者:registry cleaner software|2010年7月25日 23:31
thanks for this great post wow... it's very wonderful 投稿者:Bad credit loan|2010年7月27日 21:05
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