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そして、決めたことを正しくする。
2009/06/07 Sun
前回のMindsetSchoolから2週間くらい経ちました。
上記レポートが大好評なので、是非読んでみて下さい。

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さて、参加者の多くがブログに感想をアップしてくれたので、
僕も学んだこと・考えたことを書きます。


■"正しい"決定とは何か

今回、何人かの大学生からこんな疑問が出ました。

"正しく決める力"の「正しさ」とは何か?

これはとても難しく、本質的な問いだと思います。

個人の価値観に合っていれば正しいのか?
組織の価値観に合っていれば正しいのか?
決断が"正しかったかどうか"はいつわかるのか?


■「正しい決定」など無い

僕が思うに、あらゆる意思決定においても、
その"正しさ"というのは証明出来ないものだと思います。
5年後に正しくても、10年後には後悔するかもしれない。
もしかしたら今決めたことが、100年後の地球を滅ぼすかもしれない。
まぁこれは極端な例ではありますが...、このように考えると、
"本当に正しいかどうか"なんてことはそもそも議論が出来ないわけです。

まずこの前提に立つことが大事。


■"正しく決める力"=結論を出す力

おそらく、今回学んだ「正しく決める力」は、
そういう意味での"正しさ"を言っているのではない。

今回学んだ重要思考というフレームワークの価値は、
現段階で"正しいと思われる"意思決定をスピーディに下せること。
...そして、この"スピーディに"というのが重要なんだろうと思う。

多くの人は、"正しい決断(正解)がある"という信奉に囚われているがために、
迷っていてなかなか「決められない」状態にあるのだと思う。

心の中では「こうしよう」と決めているはずなのに、
あれこれ言い訳したり、複数の選択肢の間をウロウロしながら、
なかなか意思決定→実行と、踏み切ることが出来ない。
...そう、"踏み切れない"わけです。


■捨てることで、踏み切ることが出来る

こういう「何も前に進まない」状況を打破するためのツールとして、
「正しく決める力」のフレームワークは有効に機能する。

ひとまず現段階で"正しいっぽい結論"を重要思考で導き出せば、
他の魅力的なオプションをなんとか思い切って捨てることが出来る。
その取捨選択のプロセスはきわめて論理的であるから、周囲も説得しやすい。

こうして、余計な時間と労力を使わずに、意思決定まで行き着くことが出来るのです。
(それが後に良い結果になるかどうかは置いておいて)


++++

■全ての決断は正しかった?

さて、自分の人生を振り返ってみると、
そういえば僕はこれまでの人生に全く後悔をしていない。

「あの時、ああすれば良かった...」という些細な場面はもちろんあるけれど、
総じてこれまでの人生の流れに満足しているし、今とても充実している。
大学院に進学して、そして山内研に進学して心から良かったと思ってる。

しかし、もしも大学院に入らず企業に就職したり、
あるいは起業家として"けもの道"を突き進んだとしても、
僕はきっと「これで良かった!」と思える気がしている。


■"Connecting The Dots"

例えば僕は全く興味の無い東大工学部に進学したわけだけど、
今振り返ってみると、工学部で本当に良かったと思ってる。

あれだけ退屈で物足りなくて暇だったからこそ、
エネルギーの余った仲間に出会え、起業することが出来た。
工学部の教育がクソだったからこそ、大学教育にも怒りをもてた(笑)

このように過去を解釈すれば...、
過去の出来事は必ず現在に意味をもたらし、そして未来につながっていく。

ジョブズおじさんが"Connecting The Dots"と言っているように。


■決めたことを正しくすれば良い

決める時には"正しい"かどうかなんてわからない。
だけど、僕らは決めなくちゃいけない。

最悪なのは「決められない」こと。
Stay(大学院)でもMove(就職)でも良い。
ひとまず重要思考で考え抜いて、結論まで踏み切ってしまう。

その選択は、必ず正しいものになると信じて、選んだ道を全力で突き進む。
常に過去を振り返りながら、点と点とをつなげることも忘れずに。
・・・そうすれば、決めたことは必ず「正しく」なる。


正しく決める。そして、決めたことを正しくする。


それが僕にとっての「正しく決める力」かなぁ。

ワークショップ×三谷さんの物語から、そんなことを考えました。

 

コメント一覧

決めて、実行したことが正しかったと率直に感じ、(結局今の自分はそこにいる訳だし、)それを次の決めたことの原動力にしていくことが大事だなとワークショップや、自分の行動を通じて最近感じています!

投稿者:坂田 真慶|2009年6月 7日 17:15

正しい道がどれかわからなくても、
悩まずに進むべきだと思います。

間違った道が
案外正しい道へつながったり
どう考えても
間違っている道が
実は正しいのかもしれない。

かなり間違いの道行っても、
変化せずに
ただ立っているよりましです。

投稿者:コ~☆|2009年6月 7日 18:32

最近、どう決めても、最後は正しい道に通じるような気がしている。

それって、もしかしたら、無意識に「決めたことを正しくしている」のかもしれない。

そう考えたら、ちょっと勇気付けられました!

安斎さん、気付きを頂きました。
感謝です♪
ありがとうございました。

投稿者:みやこ|2009年6月10日 17:41
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