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着想ゲームで空間視点を鍛える
2009/08/14 Fri
三谷宏治さんの新著『発想の視点力』がついに出版されました。
新しいアイデアを創り出すためには頭を捻っているだけではダメで、世の中をいかにして眺めるか、つまり「観察の視点」が重要になります。その、視点の持ち方・変え方をこれまでの膨大な経験を踏まえて、非常に簡潔に体系化されているのがこの本。 発想力が求められるビジネスパーソンだけでなく、研究者にもタメになる1冊です。 詳しくは是非買って読んで頂きたいのですが、個人的に注目して欲しいポイントは笑、p.189-191!空間視点を鍛えるトレーニング法として、安斎が考案した着想ゲームを紹介して頂けた。 書籍の内容のレビューは後日させて頂くとして、今日は改めて着想ゲームについて改めて紹介しておきます。(本を読んでアクセスして下さった人のために笑) +++ 着想ゲームとは、2枚の写真があればどこでも出来るゲームです。 たとえば以下の例題をご覧下さい。 ルールは簡単。 着想ゲーム ルール ・図Aと図Bに関連するもの(こと)を答える。 とにかくつなげればOK。唯一の正解はなく、他者の納得が正解を決める、というシンプルなルールです。 例えば、 あるいは、 答えは「サンドバッグ」。 サンドバッグとサッカーボールは蹴るものというつながりがあり、 サンドバッグとトマトは共に赤いというつながりがある。 などなど。答えは無数に存在します。 +++ たとえばこんな問題はどうでしょう。 これは以前Blogで募集をかけた問題ですが、こんな回答がありました。 これは秀逸ですよね。(※Auは金の元素記号) あとは、 などなど。 +++ このゲームはworkshopとも親和性が高く、中に入るものを ・写真で撮ってくる ・映像で制作する ・LEGOで表現する など表現手法を変えれば、いくらでもworkshopがつくれます。 MindsetSchoolでも昔やりましたが、子どもから大人まで大変盛り上がりました。 この時は以下の問題を用いて、「本郷キャンパスで中に入る写真を撮影せよ!」という課題にしました。 その時の参加者の様子。 かなり短い時間で撮ってきてもらったのですが、面白い答えが連発しました。 例えばこれ。 ドアとレンジは「扉を開ける」つながり。お金とレンジは「あたためる」つながり。 「え?お金が"あたためる"って...どういうこと??」 「だって、お金があると、懐があたたまりますよね!」 と、大学生と中学生が掛け合いを使ってプレゼンしてくれ、会場が沸きました。 こんなのもありました。 子どもが受験生だった保護者の方からは、こんな答えも(笑) 着想に個性や志向性が出るので、なかなか盛り上がります。 というわけで、過去の使い回しで恐縮ですが、改めて着想ゲームを紹介させて頂きました。 最近長らくやっていないので、また別バージョンでどこかでやってみようかな。 『発想の視点力』を読んでアクセスして下さった方も、写真を2枚用意すればどこでも出来るので、是非挑戦してみて下さい。 [安斎 勇樹] |コメント(0) |トラックバック(0)|教育・学習|日記|
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