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夢中になるための条件
2009/09/27 Sun
9月12日、13日にPCJの中西紹一さんをお招きし、東京大学にて「イメージをカタチにする!広告デザインワークショップ」を開催しました。中西さんはナンバーズやSHARBO-Xを手がけた、一線で活躍する広告プランナーの方です。

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今回のWSでは、広告制作の基礎を学びながら、実際にロッテが抱えている課題であるアイス「クーリッシュ」の広告映像制作に挑戦しました。広告代理店の方々にもグループワークに混じって頂き、最終的にはとてもクオリティの高い「NEWクーリッシュ」のCM作品が完成しました。

※詳しいワークショップレポートは今回アシスタントで参加してくれた市原君が書いてくれる予定です。

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さて、メインは広告制作だったのですが、今回、ひょんなことから2日目リフレクションパートを僕が担当させて頂きました。中西さんの映像編集時間の「時間稼ぎ」をしなきゃならず笑、「なんかやってくれ」ということで、1時間ほどミニワークショップをやったのです。

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活動はシンプルで、A4の紙を配って、2日間のWS中の「夢中度」をグラフ化して語ってもらいました。これは中京大学の上田先生×宮田先生のワークショップの際に生まれたアイデアです。

こうして時間が経たないうちに体験の可視化を促すことで、自然と活動を振り返ることが出来ます。人によって当然グラフの形は異なるのですが、「2日間の中で何度も上下を繰り返している」「講義よりも制作中の方が無中度が高い」など全員に共通している点もありました。

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興味深かったのは、グループワークがうまくいったチームは、全員が「同じタイミング」で夢中度のピークを迎えていたことです。「あの時だよね!あの時が夢中ピークだったよね〜!」と盛り上がっていたのが印象的。

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ついでにグラフ制作で時間があまったので、

「人間が夢中になるための3つの条件とは?」

という大きな問いをディスカッションをしてもらいました。

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議論の結果、

・やるべきこと(目的)が明確
・作業中に妨害が入らない
・他者の共感を得ている
・環境(道具、空間、構成員)が整っている
・守るべきルールが存在している
・身体を動かす

などなど、チクセントミハイのフロー理論に近い条件が自然に議論されており、理論を知らなくてもこれだけの議論が出来るのか!と驚かされました。時間があれば彼らにこのあとフロー理論の講義をしたかったのですが、時間が足らず・・・。


体験を通して理論を学び、理論を通して体験を語る。そして更に新しい体験をつくり出していく。


これは中京での実践以来、僕の中にあるひとつの大きなテーマです。無意識に「15の夜ワークショップ」で挑戦していることでもありました。

フロー理論だけでも1つのWSがつくれそうなので、またどこかで挑戦してみたいと思います。

[安斎 勇樹]

 

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