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彼女はいつも正しい
2009/10/07 Wed
ジョン・マエダ『シンプリシティの法則』を読みました。

情報が溢れ、複雑化する現代において、シンプリシティ(単純さ)が重要であること。
そしてあらゆるデザインや自分の人生をよりシンプルにするためには何が必要か。
それを10の法則にまとめている本です。


「シンプリシティを実現する最もシンプルな方法は、考え抜かれた削減
 を通じて手に入る。迷ったら削る。だが、何を削るかは慎重に」(pp.1-2)

とあるように、シンプルさを保つつための基本中の基本が「法則1 削減」です。

シンプルにするために「何かを削ろう」という考え方。
もちろん「何をどこまで削減するか」が重要なのは言うまでもないですが、
それでも「削減」を意識の俎上に置いておくことは一定の価値があるでしょう。

トップクラスのデザイナーはみな、何かを見る時に目を細めると言います。
全体のバランスを発見するために、目を細めるのだそうです。目を細めて、
見えるものを減らすことによって、わかることが増えるからだそうです。


本書では「削減」のためのヒントとして、
「彼女(SHE)はいつも正しい」という考え方が紹介されています。


ここでいう彼女(SHE)とは、

Shrink:縮小
Hide:隠蔽
Embody:具体化

の頭文字を表しており、物事をシンプルにするための3つの指針となっています。

出来ることを減らし、他のすべてを隠しつつ、本来の高い価値は具体化して保つ。
こうして「SHE」を達成することで、シンプリシティが実現されるのです。

これは様々なところで応用出来る考え方ですね。
資料作成、ワークショップデザイン、日々の生活、etc..
シンプルにいきたいものです。


こんな調子で、本書では10の法則が紹介されています。
シンプルなのはカバーだけでなく、内容も「100ページ」にまとめてあり、
とても読みやすい本なので、法則の詳細は是非お手に取ってご覧下さい。


 

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